おのでら慎一郎の「政策ファイル」
笑顔かがやく保土ヶ谷に

  ローカルマニフェスト 議会改革編
 
ー公明党は県議会改革をやりとげます!ー
【定数削減】
定数の大幅削減に道は開いた!
105から86への削減をめざします。

 公明党が公職選挙法の改正を強力に推進。政令市(横浜市、川崎市、相模原市)における県議会議員選挙の選挙区を、これまでの「行政区ごと」から、 1政令市に2つ以上という制約はあるものの、「大きな選挙区」に改編することが可能になりました。
 「大きな選挙区」を実現した上で、県から権限の多くが委譲されている政令市から選出される県議会議員を大幅に削減します。「大きな選挙区」からは多彩な議員が選出されるので、定数を減らしても多様な民意を議会に反映させることができます。
 県議選の場合、「一票の格差」は3倍が限度とされています。前回の神奈川県議選で、議員 1人当りの有権者数が県内最多だったのは座間市の約10.5万人。最少であった愛甲郡(愛川町・清川村)の約2.9倍でした。この「3倍原則」が許容されれば、定数を横浜市は41から28に、川崎市は15から11に、相模原市は8から6に減らし、県議会全体の定数も105から86へと大幅削減することが可能です。
【政務活動費】
政務活動費改革を断行します!

 政務活動費の前払い方式を改め、議会活動で支出した経費を後払い精算する「実費弁償方式」を導入します。
 収支報告書や領収書等証拠書類の公開を迅速化するとともに、収支報告書を議会ホームページに掲載し、透明性の向上を図ります。
 使途基準や金額等の適正性について、法務や会計の専門家など第三者の識見を反映させる仕組みをつくります。
【開かれた議会づくり】
公認オンブズマンの導入と議会中継の拡大!

 不断の議会改革を遂行するため、公正な立場で議会を監視し提言を行うことのできる公認オンブズマン制度を創設します。
 インターネットによる中継を常任委員会、特別委員会にも広げ、議会の公開性を高めます。


 かながわ未来プラン 2015
 人口減少の中にあって定住人口を増やすとともに雇用を確保し、急速に進む高齢化の中で、どのように安心と活力ある神奈川を築くかを見据え、「かながわ未来プラン(仮)」として以下の政策分野を推進します。

 2011年度に向けて掲げた8分野26項目にわたる政策提案は、私たちがこれまで心血を注ぎ取組みながら、いまだ実現途上にあるものがほとんどです。これらを何としてもカタチにすべく、公明党県議団一同、全力で働いてまいります。一層のご支援とご指導を、よろしくお願いいたします。
 1.女性が元気に活躍できる社会に。
  • 産科医の確保と助産師との連携により、安心の分娩体制を構築するとともに、周産期医療の充実を図ります。
  • 0歳児虐待や産後うつの予防などの観点から、助産師等を活用した「産後ケア」の拡充に取り組みます。
  • 子ども・子育て支援新制度の着実な推進により、保育の「質的・量的」充実を図り、待機児童を減らします。
  • 女性が働き続けられる社会を築くため、再就職を支援する「ママ・インターン」の導入を促進するとともに、女性の起業やソーシャルビジネスの立ち上げを支援します。
  • 社会のあらゆる分野への、女性の参画を推進します。
 2.老後のくらしに安心を。
  • 訪問看護や居宅介護の充実を図り、医療・介護にかかわるさまざまな職種が地域で連携する在宅医療・介護システム(地域包括ケアシステム)を構築します。
  • 急性期医療から回復期医療への移行をスムーズに。県内の医療機関を網羅した転院支援ネットワークを構築します。
  • 認知症の早期発見・治療を可能とする医療体制を構築するとともに、ケアの質的向上を目指します。認知症サポーターの養成も支援します。
 3.世界をにらみ足元を見つめる経済対策。
  • 神奈川発の革新的な医薬品・医療機器、生活支援ロボットの創出により、健康長寿社会の実現と経済成長を同時に果たす「ライフイノベーション」を推進。世界と勝負のできる神奈川を実現します。
  • 小規模企業の経営を支援するため、業態の転換や後継人材の育成、商品開発から販路拡大までの総合的なコンサルティング (相談)体制を充実させます。
  • 若者雇用法(仮称)の早期成立により、非正規雇用から正規雇用への転換を促進するとともに、若者に過酷な労働を強いる「ブラック企業」対策を加速させます。
 4.障がい者が地域で輝く神奈川に。
  • 視覚障がい者の転落事故を防止するため、鉄道駅のホームドア設置を推進します。
  • 医療的ケアを必要とする重症心身障がい児者とその家族の在宅での生活を支援するため、緊急時の一時的な入院や家族のレスパイトケアに対応する体制を拡充するとともに、訪問看護やショートステイなどのサービスを提供する多機能型施設の整備を進めます。
  • 障がい者の安定した雇用と自立できる賃金の確保をめざし、ソーシャルファームをはじめとした新たな就労の場づくりを支援します。
 5.災害、犯罪、事故のリスクを軽減。
  • 相次ぐ気象災害による被害を軽減するため、氾濫しやすい河川の改修工事を急ぐとともに、土砂災害を未然に防ぐ安全対策の強化を図るとともに、避難勧告や自主避難のあり方について検討を進めます。
  • 橋や道路、トンネル、上下水道などの土木インフラや公共建築物の老朽化対策を加速させます。
  • 「振り込め詐欺」を撃退するため、オール県民体制での運動を展開します。
  • 雨水が側溝や下水道では排水しきれず、市街地や農地にあふれる都市型水害「内水氾濫」。市街地に雨水を蓄える研究を進めるとともに、排水路の確保などに着実に取り組みます。
  • 自転車が関係する交通事故が急増する中、安全指導や安全教育を強化する一方、事故の加害者、被害者双方を守る「自転車賠償保険」への加入の義務化を検討します。
 6.健康長寿日本一の神奈川に。
  • がん検診をはじめとする各種健康診断の受診率を引き上げ、病気を早期発見・早期治療するため、保健師の訪問等による啓発活動を推進します。
  • ショッピングセンターやドラッグストア等、身近な場所に自らの体質等を知り、健康への関心を高めることのできるヘルスケア拠点をつくり、発病前に治療する=未病を治す取り組みを推進します。
  • 国民の 2人に1人が「がん」になる時代を見据え、最先端の診断法や、体にやさしい先進医療の普及に努めます。
  • 学校における「がん教育」の導入・拡充に取り組みます。
  • 糖尿病がアルツハイマー型認知症やがんの、高血圧症が脳血管性認知症の危険因子となっていることから、生活習慣病対策に力を入れます。
 7.次の世代の未来を明るく。
  • 卑劣ないじめは見逃さない! 児童支援専任教諭の配置を進めるとともに、いじめ防止対策基本法に基づき、指導・支援体制を整備します。
  • 生活に困難を抱える家庭の児童・生徒に対し、生活支援や学習支援の拡充を図ります。
  • 危険ドラッグには、絶対に手を出させない。学校における薬物乱用防止教育を強化します。
 8.税金のムダ遣いをしない、させない 。
  • 行政コストの「見える化」を推進するとともに、発生主義・複式簿記による新公会計制度に備えます。
  • 不断の議会改革を遂行するため、公正な立場で議会を監視し提言を行うことのできる公認オンブズマン制度を創設します。