7.再質問 <アレルギー疾患対策について>

<質疑>
 これは意見ですが、アレルギー講座は、少なくとも公立学校職員は必須研修にしてもいいのかなと思っています。さらに検討を加えていただきたいと思います。
 食物アレルギーを持つお子さんの親に対しての「アレルギー食講座」ですが、同様のことを保健福祉事務所で行なっているというご答弁がありましたが、専門医の数がまだまだ少なく、なかなかそういう講座に配置できないと聞いています。

 これは九州の例ですが、福岡県の国立療養所南福岡病院というところで、2年間に10回程度のプログラムを組んで、食物アレルギーを持つ子どもの親に対する講演、研修を行っているそうです。
  1年間を通すと、大体、福岡市内の重症な食物アレルギーをもつ子どもの親のほとんどに、その研修が行きわたるそうです。ぜひ、前向きに検討していただきたい。

<答弁>
 食物アレルギーは、そばとか小麦粉とか特異性が非常に高いですし、非常にきめ細かく、個別性も高いので、本来は主治医とともに管理栄養士が個別に細かく指導しています。
 そういった方々の親御さんへの講座ということになると(難しいが)、学校と家庭が一緒にということもあるので、現在、こども医療センターの職員、アレルギー科の医師はいろんな形でそういう場に参画しているので、今後は親御さんや学校関係者も一緒に参加できるような公開講座も検討していきたいと思います。