私の地元である横浜市保土ヶ谷区には7団地149棟3885戸の県営住宅があります。なかでも37棟1174戸を擁する千丸台団地の約7割と、58棟1480戸を擁する笹山団地は建設年度が1963年から1968年と、築後40年前後が経過しており、建物の老朽化、住民の高齢化が顕著な団地であります。
しかしながら、先ほど申し上げた「ストック総合活用計画」では、トータルリモデルなどの「全面的改善」の対象とはなっておらず、維持保全または個別改善の対象とされております。
そこで、知事にお伺いいたします。全面的改善を行なうか、個別改善になるかは、整備手法の選定フローによって決まってくるわけですが、同一の年度が経過し、同様の老朽化が進行している以上、こうした個別改善の対象とされた団地については、全面的改善を行なう団地と不公平感が生じないよう、十分な補修が行なわれる必要がありますが、具体的にどのように取り組んでいくのか、知事の所見をお伺いいたします。
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