■新総合計画の素案について

<質疑>
 総合計画に対し、知事が総花的と発言した事に対し、政策をつくる担当部局としてどの様に考えているのか?

<答弁>
 新総21を神奈川の計画を指したというよりは、総合計画全体を見て、計画全般に対する評価を受け止めております。
 どうしても総合計画は県政全体の基本方針という性格があるため、そのような受け止められ方をされる場合もあるかもしれませんが、その辺りは、そもそも総合計画がそういった性格を持っているものとして考えいただきたい。




<質疑>
 新総合計画には戦略プロジェクトが50、主な施策事業が256あるが、これは知事の言う「総花的」な計画ではないのか?

<答弁>
 今回の新しい計画は、昨年来の点検結果なども踏まえ、310あったものを256整理しめりはりをきかせているので、決して総花的なものではないと考えている。




<質疑>
 いわゆる選択と集中と言うことを前提に知事から、どこに重点を置き、どこを削減するといったような指示・相談はあったのか?

<答弁>
 どこに力点を置いていくのかといったような論議をさせて頂きました。




<意見>
 神奈川県が新しく変わっていくと言うことを県民にも理解してもらうためにも、柱を打ち立て、それを中心に政策を組んでいくと言うことがあっても良かったのではないのか。




<質疑>
 新総合計画の中にある企画策定に当たり、分権ないし地域主権がすすんだ形で、どういう神奈川県の姿を前提として考えたのか?
 また、そのことについて知事とどういう論議を重ねてきたのか?か。

<答弁>
 これからの分権社会については、身近な暮らしや地域づくりなど、地域がそれぞれに自ら判断し、解決に取り組む事を必要とされる社会だと考えております。
 また、県としては、広域行政に力を入れていく事、あるいは市町村との連携・協力した地域づくりに取り組む事が求められると考えます。
 次ぎに、知事とは基本方針を作る上で、内容的な視点や地域主権に対しどの様な表現が良いのかと言った論議を行いながら、整備調整をしております。




<意見>
 今回の新総合計画を見たかぎり、地方分権・地域主権に向かって動いている。ただ、それによりどの様に社会が変化していくのかといった視点がもう少しわかりやすく入っているべきではなかったのか。
 また、今後も知事ないし当局がどの様な論議を重ねていけるのかと言うことをお尋ねしたいと思います。