■人事について

<質疑>
 行政システム改革の中期方針(仮称)の素案の中に県行政の重点化、県機能・役割の強化と鈍化という項目がありますが、その二つ目に幹部職ポストへの民間人の登用5人とあるが、これは根拠がないと思える。

 民間の活力の導入というのはそのような形で行っていくべきなのか、人事を司る総務の皆さんの考え方を伺いたい。

<答弁>
 全体・課題に的確に対応していくため、組織の活性化を図るという事で、これまで民間企業から知識、技術、経験、あるいは実績などを有する人材を任用するということを基本的な方向として取り組んでまいりました。
 今後もそうした方針の下に行なってまいりたいと考えております。




<要望>
 数値目標5人とは言わず、常に新しい血を入れていけるような採用の方法というものを考えていただきたい。




<質疑>
 臨時調査担当部長という役職の設置理由、また現在の職務の権限・領域についてご説明いただきたい。

<答弁>
 職務権限等については臨時任用職員であるがゆえに、実質上、他の担当部長にあるような権限は付与されておらず、指揮命令権も付与されておりません。
 また、設置理由としては、知事就任とともに生じる新たな政策課題についての必要な情報の収集や分析・調査研究などといった業務に対応するために設置しました。




<質疑>
 現在、県政が県議会・知事の問題をめぐり混乱している状況について、臨時調査担当部長はどのような所感をもっておられるのか。

<答弁>
 なるべく理解いただけるように、私が説明できることは丁寧に説明し、混乱を早く終わらせ他の問題に取組んでいけるように願っています。




<質疑>
 知事の職員人事に対する基本姿勢に疑問を感じています。
 知事が就任した時に副知事を含めた特別職の人間が慣例として進退伺いを出すと聞いたが、どうなのか??

<答弁>
 慣例がそうなっているというのは、薄々は聞いていますが、全く承知しておりません。




<意見>
 今一人で、非常に苦労しながら県政を支えている副知事が辞職願を出したと言われています。
 議会の承認を得て、副知事という職に就いた人間の辞職の経過・理由など非常に重要な部分が全く分からないと言う事は非常に重要な問題であります。また、新聞等では、0か3か等と報道までされている。これはゆゆしき問題であると私は思います。

 大変多くの職員に慕われ、多くの人材を育ててきた県庁の一つ柱とも言えるべき人間が、このような大事な時期に辞職願を出したという話は、私にとって非常に聞き捨てならない事です。
 こうした大切な職員をはじめ、多くの職員の皆さんがこれからも安心してついてこられるようなやり方、そういうものをしっかりと踏まえてもらいたいという思いがします。