「今の時代を色にたとえると……」

 先日、約百名の方に「今の時代を色にたとえると」というアンケートをとりました。

 結果は、約8割近い方の答えが「灰色」。

 なかには虹色(理由…色の濃淡はあるにせよ、どんな人も心に虹=希望はあるはず)、黄色(花粉症のシーズンなので・・・)などユニークな返答もありましたが、戦争・不況・犯罪の増加・老後の生活など、皆の不安はつきない事が、色を通して、伝わってきました。

 さて、この問いに対し、私は「いぶし銀」と答えました。

 バブル期のような派手な時代は完全に終わりを告げ、いよいよ「成熟」の時代が来たと思うのです。うわべでなく「本当の豊かさ」が問われる時代とも言えます。

 私は街づくりにおいても、「いぶし銀」のような、住めば住むほど、その良さが実感できる保土ヶ谷を目指していく所存です。